24年目の衝撃。

一応関東圏の端くれで生まれ育った身として、土地の訛りはないもんだと思っていた自分……

ばっちり訛っていた。

特に祖母と話しているときによく出るらしい。

「今日来るん？」
（今日来るの？）
「さっき言ったがね」
（さっき言ったでしょ）
「雪だいねー」
（雪だねー）

イントネーションも若干あやしい。ショックだ。

例文：
「なに言ってるん。うちにバアちゃんより元気な人おらんがね。口の減らねえバアサンだいねー、棺桶の用意しなくっちゃとか言ってるうちは大丈夫だで」

認めよう。
私は訛っている。

小さな感動。

大洋○品のCMがやばい。

前回の夫婦バージョンも初見で泣かされてしまった。新作も、悔しいくらいに涙がちょちょぎれる。いったいどんな奴が製作してるんだ！　と、いっそ腹立たしいほどである。

たった30秒の中に、誰かを感動させるドラマがある。
CMってすごい。

ある種の弱点。

本日、大学のときの友人たちと池袋で飲み会。
で、現在行きの電車内。

ついさっき、駅のホームで電車を待っていると、セクシーな綺麗系お姉さんに声を掛けられた。何だろうと思っていると、

「新宿に行きたいんですけど、どのホームに行ったらいいですか？」
ちょっと訛っていた。

訛りは反則だ。何故あんなに可愛いのか。不覚にもときめいてしまい、何の義理もないのに携帯で一番早い電車を検索してあげた。

私が男だったら、すごく簡単な奴かもしれない。

金曜日の風物詩。

今日は金曜日。

仕事帰り近所のサティで一人買い物中、メガネの兄ちゃんにナンパされる。

「今ちょっと時間ある？」
「ないです」

ああ、この脊髄反射の即答が出逢いの機会を逃しているんだなあ……としみじみ後悔するのはいつもナンパマンが去った後である。

過去を振り返ると、駅前なんかはまあアリとして、引っ込んだコンビニやらスーパーの食料品フロアやら、およそ色っぽい展開など発生しないような所でナンパと遭遇することが多い。そして、それは決まって金曜日である。ここいらに住む男性は、みんなそんなに週末を共に過ごす相手に餓えているのだろうか。

どうせなら公休前の月曜日に声をかけてくれれば考えるのに、と言うのは虚しい我が儘である。

消えた休日。

明日から二連休だーいと浮かれ果てていたら、忌引きの子の代打でやむなく単発ホリデーになった。事情が事情だけにこれは致し方ないのだが、気付けば新年が明けてからまだ二回しか休んでいない自分がいる。明日の公休を入れて、一月前半の休日総数三回……
一月一日から働いている身としては、週休二日は見果てぬ夢なのかと儚い気持ちになってみたりする。何だかんだ好きでやっている節も大いにあるのだが。
……だが。

月後半は久々に学生時代の仲間と飲み会をやる企画があるので、そのあたりで連休できることを祈るばかりである。何の気兼ねもなく遊び倒したいぞ！