転点。

本日、人生における一つの転機と出会う。
そいつが優しい顔をしているのか恐ろしい顔をしているのかはまだ見定めがつかないが、得た点を繋ぎ繋いで線にしていくことで、私のレールは形を成すのかも知れない、なんて思う。
僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。

それはともかく、利き手に若干の異常発生……小指の下の手の甲に僅かな腫れと鈍痛。どこにぶつけたのか皆目わからない。

ゲホゲホ。

咳が止まらない。
「変声期」を経て低音ヴォイスになるのも、時間の問題と思われる。

青春の輝き。

仕事場の高校生と食べに行ったケーキ。10月31日、滑り込みセーフでハロウィン限定パンプキンタルト。

今時の高校生は色んなことをよく見て、よく考えている。言葉遣いや普段の行動こそ弾けているけど、あの時分、私はあんなにしっかりしていなかった。

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。とは言っても、その期間にしか持ち得ない輝きはやっぱり眩しい。

リンゴちゃん。

この間、来年三歳のいとこに送ったカスタネット。

ミカンかリンゴか散々迷って、やはり人類にとって知恵の象徴であるリンゴこそ自我の芽生え始めた幼子に与えるには相応しい。なんて高尚な思惑があったわけでも何でもなく、赤と黄緑の色合いが綺麗だったのでリンゴに決定した次第。
電話口で「おねえちゃん、ありがとう」とか言われると、もはやおばちゃんモードででれでれな自分に気付く。子供って脅威。

現在のところ、自分の親兄弟にするより、私はたぶんこの子に貢いでいる。